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信号解析研究室(早坂研究室) 大阪電気通信大学

E-mail : hayasaka  isc.osakac.ac.jp

Research

スタンドアロン音声認識システムの開発

 

インターネットを介さず、雑音に強い、完全ハンズフリーな単語音声認識システムを開発しています。iPhoneに搭載されているSiriGoogleの音声検索など、音声インターフェースが普及してきていますが、いずれもインターネットに接続することを前提としている方式です。インターネットを介し大規模なサーバーにアクセスすることで、複雑な認識処理を高速に実行することができます。しかし、インターネット接続は通信コストやセキュリティにおいて依然として課題があります。そこで我々は、音声信号を新たな角度から解析し、インターネットを介さずに高い認識性能を実現する新たな認識エンジンの開発に取り組んでおります。また、これらの成果を論文発表、学会発表、産学連携により世の中に発信し、音声認識の更なる普及を目標としております。

負担の少ない話者認証システムの開発

 

現在、音声認識と同時に話者認証も行うシステムを開発しています。話者認証とは音声により個人を特定するバイオメトリクス認証技術です。これまでは、高精度の認証性能を達成するため、事前に登録する時間が比較的長いという欠点がありました。当研究室で開発したシステムでは、その点を改善し、認証する単語を限定することで、非常に少ない登録作業かつ高精度な認証性能を実現しています。この技術が確立されれば、キーやパスワードの代替機能に加え、体重計や血圧計など家族のような複数人で共用する機器へ導入し、使用者の設定に自動で切り替わる機能など様々な利用シーンが考えられます。現在は、認証精度の向上、PCや携帯電話、DSP(Digital Signal Proceccer)上で動作するソフトウェアの開発に取り組んでおります。

悲鳴発声時の声道特性の解析と悲鳴検出システムへの応用

 

科学研究費補助金/若手研究B(研究課題番号:25750137)に2013年4月~2016年3月(予定)の期間で採択されました。防犯・セキュリティ分野において、新たな犯罪防止・抑止技術が望まれています。現在主流のセキュリティシステムに監視・防犯カメラがありますが、人件費等の問題から常に監視することは稀で、単に録画しているだけの場合が多いです。そのため、犯罪発生後の捜査にとっては有効ですが、犯罪防止・抑止の効果としては限定的でした。このような背景から、当研究室では、音声を利用した新たな犯罪防止・抑止システムとして、人が発する悲鳴音声を解析し、それを自動で検知するシステムの開発に取り組んでいます。現在は様々な年代の女性50名の悲鳴音声を録音し悲鳴発声時と通常発声時の声道特性の差異についての解析を進めているところです。